曇天の日こそよくみえる
曇りの日はつまらない。色も薄いし、鮮やかとはいいがたい。
けれど、曇りの日によくみえてくるものもある。
それは自分の中。外側が騒がしくなければ、外にひかれるものがなければ、
自分の中をみて、何か探すようになる。
何をした、どこへ行った、ということではなく、
持っていたものに気づけたり、
過去に刺さった棘が、別の角度からみる時間ができて、すっと抜けることも
あるのだ。たとえそれが一時の勘違いだったとしても。
曇天こそ、自分の中がよくみえる。自分とあそぼうとおもう。
そんなことを、起きてから思った曇りの日。
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私にできることは、なにかな。
必死でだれかの助けになろうとする事は、もうしないししたくない。
だから、小さくても光る。ふわふわ、うるうるでいる。
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